みなさんは連句というものをご存知ですか?
連句とは 長句(五七五)と短句(七七)を 複数人で詠み連ねるものです。
最近は、中学校の授業でも行われているそうです。
この本は、元書店員の一葉が、亡き祖母からの手紙をきっかけとして
連句会「ひとつばたご」のお菓子番となることからはじまります。
その後、一章は書店員の経験を活かし お店のポップ作りを請け負うことになります。
現代的なポップ作りと連句が、深いところで結びついている不思議な世界を ぜひ味わってみてください。
サブタイトルにもなっている『見えない花』は、
品川区戸越銀座商店街の雑貨店が舞台となっ ています。
商店街の描写やお菓子番の一葉が持参する月ごとのお菓子も楽しめる一冊です。
*「ティーンズ書評バトル POP部門」開催中*
品川区立図書館では、9月17日(金)~10月31日(日)まで
「ティーンズ書評バトル POP部門」と題し、
ティーンズ世代のみなさんに作成していただいた、POPを展示中です。
みなさんの投票で、グランプリを決定します!
ぜひ、図書館へお越しください。