活動レポート

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楽しい海藻おしば教室

源氏前図書館 源氏前図書館

楽しい海藻おしば教室

源氏前図書館では「楽しい海藻おしば教室」を開催しました。

「海藻おしば」とは海藻を使った「押し花」(花ではないので「押し葉」)のようなもので、厚紙に海藻を貼って乾燥させて作ります。今回は講師として海藻おしば協会の高山優美さんが来てくださいました。

 

最初に材料となる海藻や、海藻が暮らす海について学びます。

普段食べている海藻は海のなかではどんな様子かな?海にはどんな海藻が暮らしているのかな?

クイズに答えたりDVDで普段は見られない海の中の様子をみたりと楽しみながらお話を聞きます。

海の中にも森があるんです!(カジメの海中林)

生きものを育て、海をきれいにしている海藻たち。

しかし今、海が汚されたり地球温暖化によって海水の温度が高くなったりしたことで、海の森が枯れてしまっています。海藻たちにとって、光は「ごはん」。海を汚さず海の森を大切にすることが地球を救うためにはとても大事だということをしっかりと学びました。

 

さて、次はいよいよ「海藻おしば」作り

講師の高山さんが実演しながら作り方を教えてくれます。

ハガキ用紙に名前を書いたら、水につけた紙の上に海藻をのせていきます。

使うのはすべて高山さんが海辺に打ち上げられた海藻を採集したものです。

 

色とりどりの海藻を使って、みんな思い思いに作品を作っていきます。

水の中では広がっている海藻も水から出すとくっついてしまうので、つまようじを使って丁寧に広げていきます。

ストローで丸くくりぬいたりハサミで好きな形に切ってもOK!

イメージがふくらみます。

 

そしてできあがった作品は一旦お預かり。乾燥させてラミネートをしてから後日お渡しです。

さぁ、どんな風に仕上がるのか楽しみです♪

 

最後に今日の感想を書いて、好きな海の生き物カードの下に置きました。

みんな海を大切にするために自分たちができることをたくさん書いてくれました。

学校のみんなにも教えてあげられると書いてくれたお子さんも。

 

とても楽しい海藻おしば教室になりました。

今度はぜひ海に行って自分で海藻を拾ってみるのもいいですね。

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