自分をどこかに連れていってくれる「だれか」を待っていた、はぐれくん。
だれかとぴったりおさまることもあったけど、うまくいかない。
なんだか、気が合わなそうな人もいるし…。
そうしているうちに、はぐれくんはおおきなマルに出会いました。
おおきなマルを見て「きみこそがぼくのまっていたものだとおもうな」とはぐれくん。
しかし、おおきなマルは、はぐれくんのことを必要としてくれません。
「きみはぼくといっしょにはころがれないよ」
「でもきみは たぶん じぶんだけでころがれるよ」
おおきなマルにそういわれたはぐれくんは、はじめて自分で立ち上がります。
シンプルな絵にシンプルな文章の絵本ですが、感じ方は人それぞれだと思うおはなしです。
子供にも大人にもおすすめの1冊★
*前作「ぼくを探しに」は、マルくんのおはなしです。そちらもぜひ!