ある日、たぬきの親子の住む家の隣に きつねの親子が引っ越してきました。
きつねのお母さんが引っ越しの挨拶にきて たぬきのお母さんへ おいしそうな山盛りのいちごを贈りました。
たぬきのお母さんは いちごをたくさんもらったおかえしに ほりたてのたけのこを贈りました。
きつねのお母さんは喜んで、今度は 「おかえしのおかえしに」と花と花瓶を置いていきました。
たぬきのお母さんは 「またなにか おかえししなくっちゃ…」と考えて…。
読み進めるうちに、「次は何を“おかえし”するのかな?」というワクワクが高まっていきます。
大人には身近な行為“おかえし”を、ユーモラスに描かれている面白い絵本です。
ぜひお子様と一緒にお楽しみください。