いじめにあって学校に行くことが怖くなってしまったほのかがたどり着いたのは、『へびおとこ』と呼ばれている不愛想な司書・イヌガミさんがいる古い図書館でした。
最初はいつ学校に報告されてしまうのかとびくびくしていたほのかでしたが、少しずつイヌガミさんと打ち解けるうちに図書館の仕事を手伝うようになります。
自身と同じく不登校のスタビンズとも仲良くなったほのかは、クリスマススペシャルおはなし会の手伝いをきっかけに再び登校するようになります。
物語は全てほのかの一人称視点で進んでいくのですが、随所にスカッとするような箇所があり、読んでいてとても気持ちのいい作品です。
作中に出てくる参考図書はどれも素晴らしい作品ばかりなので、この本を読んで内容が気になった方は他の本も手に取ってみてください♪