2020年05月の一冊

2020年05月の一冊

はぐれくん、おおきなマルにであう

あすなろ書房(外部サイトにリンクします)

シェル・シルヴァスタイン/作  村上 春樹/訳

はぐれくん、おおきなマルにであう

自分をどこかに連れていってくれる「だれか」を待っていた、はぐれくん。

だれかとぴったりおさまることもあったけど、うまくいかない。

なんだか、気が合わなそうな人もいるし…。

そうしているうちに、はぐれくんはおおきなマルに出会いました。

おおきなマルを見て「きみこそがぼくのまっていたものだとおもうな」とはぐれくん。

しかし、おおきなマルは、はぐれくんのことを必要としてくれません。

「きみはぼくといっしょにはころがれないよ」

「でもきみは たぶん じぶんだけでころがれるよ」

おおきなマルにそういわれたはぐれくんは、はじめて自分で立ち上がります。

 

 

シンプルな絵にシンプルな文章の絵本ですが、感じ方は人それぞれだと思うおはなしです。

子供にも大人にもおすすめの1冊★

*前作「ぼくを探しに」は、マルくんのおはなしです。そちらもぜひ!

 

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